けいこのおじいちゃんは、若いころトラックの運転手を務めていたそうです。


そのころ、お金を稼げるために、24時間働きっぱなしで、一日3~4時間が寝ればましのほうで、運転中に意識を失うことは結構あります。それでも、危ないと思いながら、その仕事を続けていました。


砂を地方に運んでいた時期があって、その日までもう連続3日、ろくに寝れずに、ひたすらトラックを飛ばしていました。必死に意識を保とうと自分の太ももを爪楊枝で刺したりまでしましたが、不運の事故にあいました。けいこのじいちゃんは人を引いてしまいました。


後で、警察が色々と調査をした結果、引かれた人は工場にリストラをされた原因で自殺と判断しました。けいこのじいちゃんは、刑事責任を問われずに済みましたが、人を引いてしまった事実をショックを受けて、それ以来をしゃべれなくなってしまいました。


けいこを生まれてからずっとそのまま、自分のおじいちゃんがしゃべれないことが別になんとも思わないけど、おじいちゃん癌で入院し、最後に会った時、おじいちゃんはしゃべりました。自分は人を殺したことがあるから、地獄に連れ去れるとか、それは自分の報いだから、怖がらなくていいとか言っていたそうです。何のとこなのかなと家族は不思議に思って、誰もその意味が分からなかったです。


おじいちゃんが口をきいたその夜、亡くなりました。火葬の日、けいこは棺桶に入ったおじいちゃんを最後に一目に合いたいと思って、中を覗いてみたら、おじいちゃんの痛いには鞭で叩かれた痕がたくさん残っていました。でも、そのことは、彼女は家族に一言も言ってなかったです。